賃貸契約の際の敷金礼金について

賃貸料のアップで少しずつ回収し、礼金と敷金をゼロにする仲介業

住宅を借りる際、地域によって格差がありますが、賃借人が賃貸人に対して入居する1回限りで礼金を支払いする習慣がいまだに残っています。終戦後の昭和20年代に多くの国民の住宅がなくて困っていた時代に、見るに見かねて住宅を貸してくれた人に借りた人が本来の感謝の気持ちを表すためにお礼をしたのが礼金の始まりだったようです。いまだに賃貸借契約書に礼金支払が規定されている場合、支払わないと賃貸人が契約してくれませんが、最近のように貸家が増加し、賃貸借バランスが崩れた地域では礼金を取らないケースが増えてきたようですから、今後、住宅を借りようとする人は交渉する余地があるかもしれません。但し、一旦礼金を払ったら、入居期間が短くても返還してくれることはないでしょう。

一方、敷金とは賃貸人が賃貸借契約に基づいて賃借人から預かった形で保管され、入居中に賃借人が故意あるいは過失で室内を汚したり、壊したりした場合、退去時にその中から原状復帰に要する費用を払うものです。但し、最近は家賃の滞納が増えていてその穴埋めに使われることが増えているようです。入居時と退去時で室内状況に変化なしと賃貸人が判断すれば全額が賃借人に戻ることもあるわけです。現実としては、どこまでが原状復帰になるのか、賃貸人と賃借人の間で考え方に違いがあってトラブル発生の元になっているのです。最近は礼金、敷金をゼロとし、賃貸料アップで毎月少しずつ回収することでトラブルを避ける傾向が出ているようです。

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